アップサイドダウン 重力の恋人

2012年公開、世界観が面白いと密かに?話題になったアップサイドダウン 重力の恋人。
(ネーミングセンスはイマイチ。)

双子の惑星が隣り合い、上下の世界として分けられそれぞれ重力が逆というSF世界で、もちろん上下別の世界の人間と恋に落ちることはご法度な環境で出会ってしまった男女のラブストーリー。upsidedown_image

なにかとSFロマンスというとこの映画が挙がってくるみたいだけど、どうしても共感できるところが少なくてすこし残念。

冒頭の一度引き裂かれた男女がお互いをずっと求めることができたらそれは運命でつながっているのだろうだとかなんとか。
きっとその通りだろう、してはいけない恋というのは何倍も想いが強くなるものだろうし、どちらも互いを忘れることができず愛を求めるならそれはホンモノの愛なんだろう。

運命のいたずらは悲しいもので、記憶喪失なんていう残酷な試練与えていたが、さほど大きな問題にもなっていなかったようで、というより思い出してくれたら勝てる的な。
それよりももっと重要なのは世界がちがうということで、それをどう乗り越えてふたりが結ばれるのかはさいごまで楽しみにしてみてた。

残念なわけではないけど、思い出してしまえば、ふたりが愛し合っていて運命とやらでつながれていることは明らかだったから、どうしてもあっけなく幕を閉じたように感じる。

世のなかにはアダムとエデンのように、出会った瞬間に運命をかんじてハッピーになるカップルはたくさんいるはず。
まだじぶんが出会っていないだけか、出会っているけど気づかないだけか。
または、運命のひとなんてじぶんには存在しないか。

ただひとつあたしのなかに残ったのは、アダムが10年間、どうにか生きてこれたのはエデンがじぶんを忘れずに愛してくれているという希望があったから。
ぜったいにふたりは結ばれることがないとおもうと、死ぬほど苦しい日々になるけど、ほんの1ミリでも希望があるなら毎日がイヤなものにならないのだろう。
希望があればね。

恋愛はそういうパワーを持ってるからひとはきっと毎日を生きていける。
もしも希望の可能性がゼロなら、どん底という生き地獄しか残されていない。
空っぽよね、ハートが空っぽ。

久しぶりにキルスティン・ダンストをみたけど、相変わらず……。
だから入ってこなかったのかなこの映画。

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